おむつ交換

 

 

 

紙おむつ、布おむつ、どちらが良いかとよく聞かれます。私はどちらでも生活に合わせてやりやすい方を、とお答えします。昔と違って紙おむつの質は大変良くなりました。種類も多く、肌に触れる部分も研究が重ねられています。吸水性もよく、赤ちゃんの少量多数のおしっこに強い味方、数回分を吸水してもおむつの表面は乾燥している、と宣伝されていますね。

 

布おむつは、肌さわりは良いのですが、お洗濯の際リンスをよくして石鹸分を十分に落としてあげて欲しいのと、

おしっこをするとすぐつめたくなり、濡れた布をおしりにあてることになるので、頻回にチェックして換えてあげる必要があります。手はかかりますが頻回に換えてあげることで、常におしりを清潔に保てるならオムツかぶれを防ぐ効果もありますね。

布は不快感がわかるので、自主的なおむつ離れが早い、と言われますが、実際には紙でも布でも差はないという結果が出ています。本人が自分の意志でトイレに行くようになるには個人差があり、1~2歳でのトイレットトレーニングの成功は、その子の意識の発達と、親の根性(笑)の要素で大きく違ってしまうのです。

また、子供は夢中になるものがあれば、おしりの不快感なんて気にしないことが多々あります。

 

紙にしても、布にしても、排泄物で汚れたまま放置するのは良くないこと。子どもが平気そうでも、換えてあげるのがあたりまえ。ウンチをしたとすぐわかる時を除いて、おしっこでも2~3時間おきにおむつのチェック、交換をしてください。ウンチはおしりの皮膚をすぐ傷めてしまいます。ウンチをしたらすぐにおむつを換えてあげてください。

 

とはいえ、新生児期は特にたくさんウンチをするもの。多いとおならといっしょに1日10回なんてザラ。

(ガスの力でウンチを出すのが赤ちゃんのノーマル)交換したばっかりのきれいなおむつにガスと一緒にでてしまったほんの少しのウンチ、困りますね。こんなときはウンチをティッシュで取り除き、小さな汚れの上にティッシュを折ってのせておきましょう。次におしっこやウンチをしたら換えてあげればいいでしょう。

 

おしっこもタップリして重くなるまでではかわいそう。布は濡れたら、紙おむつなら重くなったり、吸収部分がゼリー状にうにゅうにゅ?していたら換えてあげましょう。

 

日中はこまめに換えられるなら布でよいでしょうし、夜間はねむらせてあげたいなら、夜中は紙で、というのもよいでしょう。

 

布おむつはカバーを使用しますが、ビニール、ナイロン製のものはむれやすので、通気性のよい素材を使用してあげてください。また股関節の動きをさまたげないように太ももを包みこんでしまうような三角おむつはやめて、股おむつを使用してください。

 

 

布おむつの場合、おむつカバーの中におむつが収まるようにしましょう。カバーからおむつがはみでていると服を汚しやすくなります。

男の子はおしっこが前に飛ぶので、前部分を厚めに、女の子はお知りにおしっこが流れるの後ろ部分を厚めにするとよいでしょう。

 

 

欧米では紙おむつの普及が早かったのは、交換がこまめでなくていいから。そのかわり臭い防止でデオドラントを強く使った物が多く販売されています。また、おむつかぶれをしないように、汚れてもいいようにおしりにはたっぷり

ワセリンやクリームをぬります。いずれもおむつ交換を少なくするためのもの。

でもどうでしょうか?赤ちゃんにとってこのやり方、私は賛成できません。

 

いつまでもびっしょりでブクブクになった紙おむつ、ワセリンでベタベタのおしり、ウンチはウェットティッシュで

ふくだけ、もしじぶんのおしりだったら???? 

考えてみてください。もし、あなたがうんちをもらしたら? ウェットティッシュでふくだけでOKですか? 

シャワーを浴びて、石鹸でよくおとすのではないかしら??

 

赤ちゃんの皮膚は皮脂腺も汗腺のおとなと同じだけあり、皮膚は毎日呼吸しています。

いつも清潔で適度な乾燥は赤ちゃんのお尻かぶれを防ぎます。

赤ちゃんのおしりの皮膚は薄くてデリケートです。おしっこのあとは、軽く濡れたタオルやウェットティッシュでふいて、そのあと乾いたもので水分を十分とってからあたらしいおむつをつけてください。

(パウダーは汚れを吸い付けて皮膚に残しますからかえって皮膚に悪く、ベタベタワセリンも同じです)

 

ウンチの場合、できるだけ洗ってあげましょう。(外出時はウェットティッシュをつかうしかありませんが)

おしりだけだして、ちょっとシンクでぬるま湯で洗えばすぐきれいになります。石鹸を使わなくても良いですから、

お湯で洗ってあげましょう。ウェットティッシュではなかなか取りにくい赤ちゃんのウンチも、流すことできれいに落ちます。そうして乾いたタオルで押さえるように良く水分をとればおしりはさらさら。赤ちゃんもとっても気持ちいいですよ。

シンクなどで洗うのに抵抗があるなら、スクイズボトルなどにぬるま湯を入れて、ピューとかけて洗い流す方法も。

いずれも簡単です。

 

万が一、おしりが赤くなったら、ウェットティッシュの使用は禁止。皮膚がとても弱っているので、こするだけで、より強く皮膚にダメージを与えてしまいます。また、汚れを弱った皮膚にこすりつけてしまうのです。

赤くなったら、こまめにおむつ交換、こまめに洗う、こまめに乾かすことが早く治すコツです。

皮膚が破れたり、発疹が広がったりしたときは亜鉛華軟膏(Zinc配合のオムツかぶれのクリーム)を厚めに塗って汚れの再付着を防ぎ、皮膚を保護し、傷がかわくまでこまめのおむつ交換を続けます。

それでもさらに発赤発疹が広がるときはオムツかぶれの箇所に菌が繁殖している状態。その菌を殺す薬が必要なので、

受診してください。ここまでにしないために、こまめなおむつ交換、おしりの乾燥、清潔を守ってあげましょう。

 

 

おむつ交換のしかた

 

1. 新しいおむつを用意します。

おむつの内側のギャザーをたて、

またぐりのギャザーは外側にひらいておきます。

2. 赤ちゃんを新しいおむつの上にねかせます。

新しいおむつの上端が、

おへその上にくるくらい

奥まで深く差し込むようにしてください。

3. 汚れたおむつを開きます。よく外した途端におしっこやうんちをすることがあります。特に男の子はおしっこが上に飛んでしまうのでティッシュか何かでかるくおおっておくのもよいでしょう。

4. おしりの汚れをきれいにしましょう。

おしりをきれいにするときは男の子と女の子はやり方が異なります。左記を参照に、男の子は亀頭に、女の子は尿道や膣に汚れを残さないように気をつけて。足のつけね、

おちんちんの後ろや睾丸の後ろなど汚れがこびりつきやすいのでよく拭きます。

女の子は大陰唇をひらいて、中にはいった汚れを取ります。そのさい、必ず上から下にふきます。

一度拭いて汚れたところを2度使いすると尿道や膣にばい菌感染を起こすもとですからやめましょう。

おしりが赤い時はこすらず、ぬるま湯で流してあげましょう。おしっこだけのときもかるくふいて

あげましょう。拭いたあとは乾いた布かティッシュで押さえるようにして皮膚表面の水分をとります。

常に清潔、乾燥はおしりかぶれを予防します。

 

5. 汚れたおむつを内側に巻き込みながら、汚れをおしり

に付けないように気をつけて抜き取ります。

おしりを持ち上げるとき、足首をもって引き上げる方がよくいますが、これはだめ。足首の関節にも股関節によくありません。

もものところや膝の後ろをおさえるようにしましょう。

6. 内側のギャザーの中に指を入れてギャザーが倒れないようにしながらおむつをおへその上まで引き上げます。

すっぽりつつみこむようにあててください。おしりにフィットさせないと、隙間ができて漏れの原因になります。

男の子は、おちんちんを下に向けるのがコツ。

まだへその緒が取れていない新生児の場合、おへその生活と乾燥が大切なので、おへその下でおむつの上端を外側に折り、おへその下におむつの上端をもってくるようにします。折った部分の余裕があれば、折った部分をさらに内側に折り直し、赤ちゃんの肌にあたる部分は中がわの柔らかい部分、折り返した外側はテープの当たる部分になります。

7. おむつの端を脇にしっかり入れ込んで押さえ、テープを引っ張って中央でとめます。

脇をしっかり入れないとすきまができ、ずれてしまいます。テープをとめたら、足の付根、またぐりのギャザーが外に出ているように確認します。

ギャザーが内側に入っているとそこから漏れてしまいます。おなかに指1本入るくらいの締め具合で。

 

赤ちゃんのよって体型がまちまちなので、おむつが小さくはないけれど、ももやおなかにフィットしにくいときは下記のように工夫してください。

普通におむつをつけて、止めたテープが左右腸骨あたりでいっぱいいっぱいの時はワンサイズアップしましょう。

8. おなかに合わせると太ももがきつくなるときは背中を少し高くしてテープを上の方で斜めに引っ張って止めます。

9. おなかに合わせると太ももがゆるい場合はおなか側を長めにしてテープを下の方で斜めに引き上げて止めます。

10. 背中に隙間ができやすい場合はテープを斜め下に引っ張って止めると隙間ができにくいです。

おしりもきれい、

すっきり、すやすや…

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