Baby careカナダと日本、どっちがいいの?

 

日本の育児の本、HP、カナダの育児の本、Drやナースの言う事、どれが良いのか悪いのか?悩むことが多々あるかと思います。

どれもが正しい、とはいえますが、その中には古い考え、国の違い、習慣の違いなどなどで大きく異なるものがたくさんありますね。新米のお母さんは特にどうしてよいかわからず悩んでしまうこともあるでしょう。

そんな時、まず大切なのは自分の赤ちゃんを見ることです。

自分の赤ちゃんが何を気持ち良さそうか、また自分が育児する際、何がやりやすいか。何が納得出来るのか。

それを優先してください。育児には赤ちゃんの数だけ方法があるのです。

 

とはいえ、基本的なお世話に関して、少しお話ししておきましょう。

育児で悩むことがあったら、まず自分に置き換えてみてください。赤ちゃんもひとりの人間、おもちゃでも人形でもありません。あなたと同じ感覚を持った人間。そう考えて育児するのはとても大切な事です。

 

   →おむつに関してはこちらクリック→ 

 

 

赤ちゃんのおふろについて

 

日本とカナダの指導で大きく異なるのがおふろですね。

これは、シャワーで流すだけの国と、おふろに疲労回復、精神安定、健康増進などを目的にした日本とは「おふろ」の意味が大きく異なるからです。

 

欧米、カナダでは赤ちゃんの皮脂を落とすとよくないので、石鹸は使わない、とか、おふろは週に1回とか、3日に1回とかいいますね。赤ちゃんはあまり汚れない、というDrやナースもいます。これは、赤ちゃんがひとりで戸外に出ないので、戸外で付く汚れを考えないから。

 

でも、実際は赤ちゃんは毎日すごく汚れているんです!!

 

赤ちゃんの皮膚細胞はたいへん新陳代謝が盛んです。細胞はどんどん入れ替わってゆきます。おとなと、赤ちゃん、体の大きさは約3倍以上ちがいますが、体重に対しての体表面積の割合はおとな約1.5㎡/60kgにたいして新生児は0.2㎡/3kgですから、赤ちゃんのほうが実は表面積の占める割合は大きく、しかも皮膚は薄く、皮脂腺、汗腺の数はおとなと同じなので、まるで穴のたくさんあるザルのようなもの。そのため、汗や脂はどんどんでて皮膚を汚します。

生後6ヶ月くらいまでは皮脂の分泌量も多めです。

また、赤ちゃんの皮膚は弱アルカリ性(おとなは弱酸性)で、その上、常在菌も少なく、自浄作用が低く、細菌や真菌の侵入を防ぐ力がとても弱いのです。

さらに、よだれ、おっぱいの吐き戻し、頻回なおしっこ、ウンチで、赤ちゃんの体はおとなよりもずっと汚れてしまいます。

そのうえ、皮膚の重なりには垢と汗がいっぱい。(おへそや、首のシワ、手のひら、指の間、頭の臭いをかいてごらんなさい)

ですから、赤ちゃんの健康のためにも、赤ちゃんのケアの基本は清潔+保湿+低刺激が大切です。

 

ここまでくれば、答えは出てきますね。おふろは毎日、肌着の着替えも毎日が理想的です。

 

おふろの目的は

1.   赤ちゃんの全身の皮膚の清潔(細菌、真菌の除去、保護)

    これはアトピー、アレルギー性皮膚炎の子供には特に重要です。

2.   赤ちゃんの血液循環の促進、代謝の促進(自浄作用の促進)、皮膚を強くする

3.   赤ちゃんの全身状態のチェック、把握(異常の早期発見)

4.   湿疹の悪化防止、あせもの発生防止、脂漏性湿疹の予防

5.  適度な全身運動になります

 

 

 

おふろは毎日、どうしても入れられないなら、せめて全身を拭いてあげる、おしりはこまめに洗う、などしてあげてください

 

また、少し大きくなって外に出る機会が増えたら、外気のほこりなどでもっと汚れますので、帰ったらシャワーをサッと浴びさせる、などもいいことです。

 

シャワーでもかまいませんが、お湯につかるほうが代謝を促進し、自浄作用を高めます。

おふろのいれかたは簡単。ゴシゴシ洗って欲しいのではありません。皮膚が薄く刺激に弱いのですから、さっとでいいのです。お湯の温度は約38~39度(羊水の温度)、お湯につかる時間は数分程度で十分です。

石鹸は刺激の少ない、香料や色素の入っていないもの。手か、柔らかいガーゼ、ウォッシュクロスなどに少しだけつけて、(泡立つほどではなく、付けたか付けないかくらいの量でいいのです)優しくなぜるように全身を洗います。

首のシワ、手のひら、指の間、耳の後ろ、わきの下、陰部、関節部分などは皮膚が重なり汚れがたまるので、指でシワを伸ばすように洗います。あとは撫でるように石鹸分を落としておしまいです。おふろからあがったら、柔らかいタオルでお肌を軽く押さえるように全身の水分をよくとってから、赤ちゃん用の低刺激の保湿剤(ローション、クリームなど)をすぐにぬってあげましょう。

 

本来、赤ちゃんの体にベタベタクリームなどをつけすぎますと、汚れが付着してかえって良くないこともあるのですが、カナダの気候(室内環境)は大変乾燥が激しいため、保水のできない赤ちゃんの皮膚を必要以上に乾燥させてしまいます。

そのため保湿剤を使うほうが望ましいと言えます。(あまりお肌がカサカサにならないなら少しでいいでしょう。)

 

アトピーやアレルギー性皮膚炎の子どもの場合、常に皮膚を清潔にし、肌にあった保湿剤を入浴後たっぷりつけて菌の付着から守ることはスキンケアの重要なポイントです。

 

あたたかいお湯の中はママのお腹の中と同じ。お湯の中でホンワカ幸せそうにしてる赤ちゃん、赤ちゃんはおふろが大好きなんです。

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